肩書きや経歴にだまされないで

どんなカウンセラーさんが良いカウンセラーかが判らないとき、大きな病院の先生だったら安心だろうという気持ちが働きます。立派な大学を出ているし、医学の勉強もたくさんしているというカウンセラーの人が、安心できるような気がします。

実際、そういうことを自慢にしているカウンセラーさんが沢山います。「私はアメリカのなんとか大学で、なんとか学という学問をおさめて、うんぬんかんぬん・・・」。私たちには何のことだか分かりませんが、とにかく権威のありそうな名前を並べて、自分は立派だと言っているのです。

しかし実際はどうでしょうか。そんなに立派なら、たくさんの患者さんがやってくるはずです。すると日々の治療に追われて、一人一人のクライアントさんにかける時間が少なくなってきてしまうのは、当然のことです。地位や名誉があるから人がたくさん集まりますが、実際にその人に会ってみると、期待外れだったということが多いです。

どうしてかというと、頭でしか考えていないからです。そういう先生がたは、立派だから、自分が悩んだことがないのです。悩んだことがないのに、悩んでいる私達の気持ちがわかるはずがありません。本を読んで、本に書いてあることを勉強して、解ったつもりになっているだけなのです。頭でっかちなのです。マニュアル通りのアドバイスをして、終わり。

それでもクライアントさんは、一応お話をすることができたから、ということで自分が少し軽くなって帰るので、まぁこんなもんかなという感じになります。それを2年も3年も続けて、たくさんのお金を使って、ようやく解放されます。

じつはこんな話はとても多いです。カウンセリングを受ける人は、初めて受けるという人も多いので、こういうことにひっかかってしまいます。私がそうでした。だから、良いカウンセラーさんを見つけるということが、じつは1番大切なことではないかと思っています。