カウンセラーさんとの関係に注意

私たちクライアントは、カウンセラーさんに依存しやすいので、この点にはくれぐれも注意してください。本来、苦しみから解放されて1人でも幸せに生きていけるために受けるのがカウンセリングなのですが、その最初の目的を見失って、カウンセリング無しでは生きていけなくなってしまうのです。

カウンセラーさんが男性か女性かに関係なく、一種の恋愛感情のようになってしまったりすることもあります。普段は言わないような甘えたことを言ってしまったりして、赤ちゃんとお母さんのようになることもあります。何を言ってもだいじょうぶだと思って、ひどいことも言ってしまったりします。

あるいは、カウンセラーさんに気に入られようとして、自分が本当に思っていることではないことをしゃべってしまったりもします。こんなことを言ったら嫌われるのではないか、ということが心配になってしまって、自分をきれいにとりつくろった姿を見せようと間違った努力をしてしまうのです。

でも、心の重荷をおろすまでの過程では、程度の差はあっても、だれでもこういった状況は経験するものです。最終的に自立するためには、依存する段階を経験することも、大切です。一生相手に依存してしまうのは問題ですが、萎縮してしまって何も言えなくなってしまうのもまた大きな問題ですから、最初はあまり気にしないで、思ったことを思った通りに言えるほうがいいですね。